千明@リジャイナ

FFH334型リジャイナ号にようこそ
(本艦のモットー:女王陛下に栄えあれ[リジャイナはラテン語で女王の意])

リジャイナ号は、十二隻あるカナダ軍巡視用護衛艦のうち五隻目に就役された艦船で、多目的に設計されたものとしては、世界でも最も進歩した艦船といわれています。

リジャイナ号の前身は、K234型ですが、これは補正されたフラワー級のコルヴェット艦で、第二次大戦中に大いに名を馳せました。一九四二年二月より同年十一月まで、リジャイナ号は北米東海岸と大西洋西域のカナダ水域の巡視を就役しました。この作戦中、リジャイナ号はイタリア軍の潜水艦アヴォリオ号を攻撃、沈没させました。そして地中海と大西洋の巡視を一年間就役したあと、ノルマンディー上陸作戦を援護するため、一九四四年六月六日ネプチューン作戦に参加したのです。しかし八月八日に、U−667に攻撃された商船を援護にいき、自らも攻撃されてしまいました。リジャイナ号は、瞬く間に沈没し、乗組員三十名は全員帰らぬ人となったのです。

リジャイナ号二代目である本艦は、以前に建造された同様の大きさの艦船に比べ、乗組員の数は少なくなりました。従って乗組員のための居住スペースは広くなっています。睡眠、食事などはずっと快適で、食堂の数も増え、水兵たちがゆったり食事できるようになっています。

リジャイナ号は建造後、初めての就役の十八カ月の間に、構造及び武器装置のテストを終了、またカナダ政府の外交と通商の企画を助けて、太平洋西域を三ヶ月間航海し、さらにはカナダ西岸と北米の国境監視及び演習を完了しました。リジャイナ号は現在「ウエストプロイ[西域遠征]96」に参加中ですが、これはカナダ軍太平洋艦隊の任務部隊による、太平洋西域における大掛かりな戦闘隊形の一つです。

定員225名(士官、水兵及び航空機乗務兵)
排水量4,750トン
全長/横幅/吃水134.1m/16.4m/9m
速度30ノット以上
射程距離17ノットで4600海里
推進力GE ガス・タービン二基
魚雷MK46AS Mod5
大砲57mm口径バフォーズMK2一門
20mm口径ファランクス近距離武器システム一基
50口径機関銃六基
ミサイルハープーン地対地ミサイル八基
シー・スパーロー地対空ミサイル十六基
搭載航空機CH124型シー・キング号ヘリコプター一機


<以上「リジャイナ」パンフレットより>
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