燈明堂跡
1648年(慶安元年)から明治5年の223年間の間、浦賀港を利用する船のために今で言う灯台として灯を灯していた、灯台史上貴重な灯台跡です。
燈明堂は石垣を土台にした2階建ての作りで、下は番人小屋、上は灯部屋となっていました。
毎晩欠かさず灯される灯は、直径36.4�B、深さ12.2�Bの油皿になたね油を注いで作られていました。なたね油は一晩で1.8�P使われたそうです。
使用されなくなった建物は、明治20年、風雨により倒壊しました。現在の建物は、昭和63年(平成元年)10月に、当時の作りと同じように忠実に復元されたものです。又、石垣は当時のままのものを使用しています。