千明@道の無い市道

道の無い市道(浦賀海道)

渡し船 横須賀市には道が無い市道(市道2073号)があります。
なぜ道が無いかと言うと浦賀港の東西233mを結んでいる渡し船だからです。
渡しの歴史は亨保年間から始まり(浦賀奉行所は1720(亨保5)年に開設されています)、公共事業としては1878(明治11)年8月10日に周辺地区町の共同事業として公営化されました。大正6年には浦賀町営となり、最盛期を迎えます。大正11年市道2073号として認定され、1943(昭和18)年浦賀町と横須賀市の合併に伴い横須賀市市営となりました。
1996年には一時運行が中断されました事もありました。 渡し船 1998年の8月に就航120年を迎え、今までの木造船を、明治時代に東叶神社の神輿を乗せていた御座船を模したものに入れ替えました(東京新聞より)。と、同時に大人の利用料金が100円から150円に値上げされました。子供と自転車等の料金は据え置かれました。
また、この浦賀渡船航路の愛称は公募により「浦賀海道」と付けられました。

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