2000.10.21
実施期間 | 8月13日(日)プレ調査 | 調査員4名 | |
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8月20日(日)第一回調査 | 調査数51 | 調査員3名 | |
8月27日(日)第二回調査 | 調査数56 | 調査員3名 |
調査内容:別紙参照
仮想評価法で、空港建設により環境が破壊されたときを仮想的に設定し、環境破壊に対しての受け入れ補償額(Willingness To Accept Compensation:WTA)を直接聞き出して環境の価値を求めた。調査対象:海水浴客および海の家など仕事の従事者
調査方法:調査員が一人ずつアンケート用紙を手渡しその場で簡単な説明をしながら、質問があればその場で受けた。
調査結果:
集計:
- 有効回答96
- 所得や居住形態とWTAとの関連はあまりみられなかった。
- お金には代えられないとの回答が27あり実際の金額を想定した数は69にとどまった。
問1.金田湾に来た目的は97%が海水浴であった。
問2.金田湾のよいところ(複数回答)を聞くと、 「海水浴場として敵している」59.8% 「交通の便が良い」48% と答えた人が圧倒的に多く、次に「景観が良い」29.4%と続いた。問3.交通手段は自家用車が63.7%、電車が30.4%であった。
問4.片道にかかる時間を聞いたところ1時間30分が30.7%、1時間が27.7%で、県外の近郊から来た人が多かった。
問5.自宅を出てから帰宅するまでの費用は、家族連れでも一人分を求めると、250円から30,000円まで距離によってばらつきがあり、平均は4,802円となる。
問7.空港ができても又来るかとの問には、「はい」は15.5%,「いいえ」は53.4%である。
問8. 受け入れ補償額(年額)は500円から100,000,000円の回答を頂き、最小値と最大値を除いた結果の平均182,992円、中央値120,000円の結果となりました。総合計 66
金額 件数 500円 1 4,000円 1 7,500円 1 10,000円 2 30,000円 6 50,000円 3 70,000円 7 100,000円 10 120,000円 5 140,000円 1 150,000円 6 200,000円 5 250,000円 10 360,000円 2 500,000円 2 1,000,000円 3 100,000,000円 1 最後に空港建設についての意見を求めたところ、以下の結果であった。
- 道が混まなければいい
- 住みづらくなる
- 騒音渋滞でもう来ない
- そんな物はいらない
- 自然を壊してできる空港はいらない
- 便利になる
- 品川、羽田も近いのにこんな場所につくる必要はない
- 国際線は成田一つだけでいい
- どうして山ではなく海なのか
- 埼玉、群馬にかけての空き地につくればよい
- 必要ない
- 羽田の国際空港かが利便性を考えてもよい
- 観光のため、できないほうが良い
- 海が汚くなったりうるさいのでいらない
- 空気が汚れている
- 近隣の住宅及び住人の生活が脅かされないような配慮が必要
- 皆が納得するようにしてほしい、自然も大事だ
- 金の無駄遣い
../横須賀の紹介、 ../../千明@横須賀
chiaki